冬休みに「国語」でやるべきことまとめ
国語は「なんとなく」で解いてしまいがちな科目ですが、実は正しい読み方と解き方を身につければ、安定して得点できる科目です。
冬休みは、読解力・語彙力・記述力をバランスよく鍛える絶好のチャンス。ここでは、入試直前にやるべきことを5つのステップで紹介します。
1. まずは「説明的文章」の読解力を鍛える
説明的文章(論説文・評論文)は、入試で最も配点が高く、差がつきやすい分野です。
筆者の主張を正しく読み取る力が求められるため、論理の流れをつかむ練習が重要です。
■ やるべきこと
- 段落ごとに「何が言いたいか」をメモする
- 接続語(しかし・つまり・たとえば)に注目する
- 筆者の主張と具体例の関係を整理する
- 選択肢問題は「根拠のある選び方」を意識する
◆ 章まとめ
説明文は「論理の流れ」をつかむことで、正解にたどり着く確率が大きく上がります。
冬休みは、段落ごとの要点整理→接続語→具体例の関係という順で読む練習を積みましょう。
「なんとなく読む」から「論理で読む」へ。読解の型を身につけることで、得点が安定します。
2. 「文学的文章」は“感情”より“構造”で読む
物語文・小説は感情移入しやすいですが、入試では登場人物の心情変化と場面構成の把握がカギになります。
感情ではなく、場面の変化・人物の行動・会話の前後関係を冷静に読み取る力が必要です。
■ やるべきこと
- 登場人物の「気持ちの変化」に線を引く
- 会話文の前後で「何が起きたか」を整理する
- 心情語(うれしい・戸惑う・後悔など)をストックする
- 記述問題は「理由+心情語+場面の説明」で構成する
◆ 章まとめ
文学的文章は「感情で読む」とブレやすく、「構造で読む」と安定します。
冬休みは、場面の流れと心情の変化をセットで整理する練習を積みましょう。
記述問題では「なぜそう思ったか」を論理的に説明できるようになると、得点が伸びます。
3. 冬休みは「語彙・文法・漢字」を毎日少しずつ
国語の基礎力は、語彙・文法・漢字にあります。
これらは一気に覚えるよりも、短時間で毎日コツコツ積み上げる方が定着します。
■ やるべきこと
- 漢字は「読み・書き・部首・熟語」の4点セットで覚える
- 文法は「品詞・活用・敬語」を一問一答で確認
- 語彙は「意味・使い方・反対語・類義語」をセットで覚える
- 間違えた問題は付箋やアプリで管理
◆ 章まとめ
語彙・文法・漢字は“積み重ね型”の分野。冬休みは、1日15分×毎日のような習慣化が効果的です。
特に漢字は「書けるかどうか」が問われるため、実際に手を動かすことが大切です。
文法は「敬語・品詞・活用」など、出題パターンが決まっているので、過去問で確認しながら覚えましょう。
4. 過去問は「設問のパターン」を意識して解く
国語の過去問は、設問の形式がほぼ決まっているため、パターンをつかむことで得点力が上がります。
「傍線部の理由」「登場人物の気持ち」「筆者の考え」など、出題されやすい設問タイプを整理しておくことが重要です。
■ よく出る設問パターン
- 「傍線部の理由を答えなさい」
- 「筆者の考えに合うものを選びなさい」
- 「登場人物の気持ちを説明しなさい」
- 「本文の内容に合うものを選びなさい」
■ やるべきこと
- 過去問を設問ごとに分類して解く
- 解説を読んで「なぜその選択肢が正解か」を理解する
- 記述問題は「型」を使って練習する(理由+具体例+まとめ)
◆ 章まとめ
設問の“型”を知ることで、迷わず答えられるようになります。
冬休みは、過去問を「設問別」に整理して解く→解説で根拠を確認→記述は型で練習という流れを意識しましょう。
これにより、入試本番での“設問慣れ”が得点につながります。
5. 記述問題は「型+語彙」で仕上げる
国語の記述問題は、型と語彙力があれば安定して得点できます。
冬休みは、短い記述を繰り返し練習し、「書けるかどうか」を確認する期間にしましょう。
■ よく使う記述の型
- 「理由は〜だから」+「具体的には〜」
- 「〜という気持ち」+「その理由は〜」
- 「〜のように〜している」+「その背景には〜がある」
■ やるべきこと
- 過去問の記述だけを抜き出して練習
- 自分の書いた文を「主語・述語・接続語」でチェック
- 語彙力を高めるために「心情語・論理語」をストックする
◆ 章まとめ
記述は“型”で書くと迷わない。冬休みは、型を覚えて→語彙を増やして→実際に書くという流れで練習しましょう。
「書けるかどうか」を確認することで、入試本番でも自信を持って記述に取り組めます。
まとめ:冬休みは“国語の型”を身につける期間
国語は「センス」ではなく「型と語彙」で得点できる科目です。
冬休みは、読解・語彙・記述の3つをバランスよく鍛えることで、安定した得点力が身につきます。
- 説明文は論理で読む
- 物語文は構造で読む
- 語彙・文法・漢字は毎日少しずつ
- 過去問は設問の型を意識
- 記述は型+語彙で仕上げる
この5つを意識すれば、入試本番でも迷わず解ける力がつきます。
冬休みは、国語の“型”を身につける最高のタイミングです。

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