都立高校を選ぶとき、「その高校から、どの大学にどれくらい合格しているか」は気になるところです。ただ、数字は学校ごとにばらばらの資料で出ていて、見比べるのは手間がかかります。
このページでは、東京都教育委員会が指定する進学指導重点校・進学指導特別推進校・進学指導推進校の29校について、2026年春の大学合格者数を、各校が公式サイトで公表した数字のまま一覧表にしました。数字にはすべて、その学校の資料へのリンクを付けています。
最終確認日:2026年9月28日。三田高校だけは、確認日の時点で2026年春の資料が学校のサイトに出ていなかったため、2025年春の数字です。
この記事で取り上げる29校|都教委の「進学指導重点校」などの指定
東京都教育委員会は、大学進学の実績や学校の取組をもとに、都立高校を3つの区分で指定しています。いまの指定期間は令和5年(2023年)4月から令和10年(2028年)3月までです。
- 進学指導重点校(7校):日比谷・西・国立・八王子東・戸山・青山・立川
- 進学指導特別推進校(7校):小山台・駒場・新宿・町田・国分寺・国際・小松川
- 進学指導推進校(15校):三田・豊多摩・竹早・北園・墨田川・城東・武蔵野北・小金井北・江北・江戸川・日野台・調布北・多摩科学技術・上野・昭和
数値の基準が公表されているのは、進学指導重点校だけです。現役生について、大学入学共通テストを5教科7科目で受けた人がおおむね6割以上、そのうち得点がおおむね8割以上の人がおおむね1割以上、難関国立大学等(東大・京大・一橋大・東工大〈いまは東京医科歯科大と統合して東京科学大〉・国公立大学医学部医学科)の現役合格者が15人、という基準を、過去3年の結果と学校の取組とあわせて見て指定しています。特別推進校は「重点校に次ぐ実績」、推進校は「特別推進校に次ぐ実績」の学校から、取組や地域のバランスも見て指定されています。
出典:都立高校における進学指導重点校等の指定について(東京都教育委員会)
29校とも、高校から受験できます(令和8年度入試の時点で全日制の募集あり。令和9年度の募集人員は、昨年度分は2025年10月に発表されました)。なお、小石川・武蔵・両国・富士・大泉・白鷗など都立の中高一貫校10校は、高校からの募集をしていないので、この表には入れていません。
出典:令和8年度東京都立高等学校募集人員(東京都教育委員会)/都立中高一貫教育校(中等教育学校及び併設型中高一貫教育校)とは(東京都教育委員会)
表を見る前に知っておきたいこと
- 「合格者数」は延べ人数です。1人が早稲田の3学部に受かれば3人と数えます。実際に入学した人数ではありません
- 既卒生(浪人生)の合格を含みます。表は「合計(うち現役)」の形にしています。現役と既卒を分けていない学校、合計の欄が無い学校は、学校の書き方に合わせて注記しました
- 数え方は学校ごとに少しずつ違います。たとえば「国公立の合計」に防衛医科大学校などの大学校を含める学校と含めない学校、東京科学大を理工系と医歯系に分ける学校と分けない学校があります。違いは表の下に書きました
- 「卒業生のうち何%」という割合は載せていません。卒業生の人数を公表していない学校が多く、そろえて計算できないためです。学校によっては、自校の資料で割合を出しています
そのため、この表は学校どうしの順位づけではなく、「この学校からは、このあたりの大学にこれくらい合格している」をつかむための一覧として見てください。並びは区分ごとに、区部の学校から多摩地域の学校の順です。
進学指導重点校(7校)の大学合格者数
| 学校 | 国公立 合計 | 東京大 | 京都大 | 一橋大 | 東京科学大 | 早稲田 | 慶應 | 資料 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 日比谷 千代田区 | 174(138) | 67(57) | 4(4) | 9(8) | 6(6) | 240(203) | 137(112) | 5月15日 |
| 戸山 新宿区 | 160(123) | 10(6) | 8(4) | 9(8) | 13(11) | 88(76) | 56(42) | 7月6日現在 |
| 青山 渋谷区 | 126(106) | 6(5) | 2(1) | 14(12) | 工10(8) 医1(1) | 73(61) | 63(44) | 3月30日現在(速報値) |
| 西 杉並区 | 227(152) | 24(16) | 23(15) | 18(13) | 18(16) | 156(99) | 95(56) | 日付の記載なし |
| 八王子東 八王子市 | 131(110) | 1(1) | 2(1) | 1(1) | 理工4(4) 医歯1(1) | 29(23) | 17(12) | 4月10日現在 |
| 立川 立川市 | 161(128) | 2(2) | 3(3) | 3(2) | 理工12(10) 医歯1(1) | 63(53) | 33(25) | 5月25日 |
| 国立 国立市 | 199(142) | 17(13) | 13(5) | 23(19) | 理工9(7) 医歯2(1) | 126(91) | 71(40) | 4月1日 |
※日比谷:大学校は国公立の合計に含まない(別の表)/東京科学大は理工系・医歯系を分けずに1行
※戸山:資料の列の見出しは「2025年度」。学校のページでのリンク名が「2026合格者推移」なので2026年春の数字と判断した(資料には「2026年春」とは書かれていない)/国公立の表に大学校の行がある/東京科学大は旧東工大の行(旧医科歯科の行は空欄)
※青山:3月30日現在の速報値/大学校は国公立の合計に含まない(別の表)
※西:資料の欄は「現役」と「現浪」(現役+既卒)の2つ/国公立の合計に大学校を含むかは、資料に書かれていない/東京科学大は旧東工大の行
※八王子東:国公立の表に大学校の行がある
※立川:国立の表に大学校の行がある/学校の別の資料に、現役の進学者数も載っている
※国立:国公立は準大学(大学校)を含む
進学指導特別推進校(7校)の大学合格者数
| 学校 | 国公立 合計 | 早稲田 | 慶應 | 学習院 | 明治 | 青山学院 | 立教 | 中央 | 法政 | 資料 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 新宿 新宿区 | 136(121) | 62(54) | 31(27) | 17(13) | 120(102) | 34(30) | 69(63) | 51(45) | 62(54) | 日付の記載なし |
| 小山台 品川区 | 117(93) | 49(42) | 33(26) | 23(19) | 109(84) | 47(39) | 56(46) | 49(41) | 74(60) | 4月10日現在 |
| 駒場 目黒区 | 103(91) | 49(41) | 15(13) | 21(19) | 109(87) | 56(49) | 70(59) | 37(35) | 62(52) | 4月1日現在 |
| 国際 目黒区 | 37 | 43 | 36 | 15 | 33 | 31 | 62 | 16 | 22 | 2026年6月 |
| 小松川 江戸川区 | 80(71) | 現役17・既卒4 | 現役12・既卒1 | 現役16 | 現役68・既卒3 | 現役22 | 現役37・既卒2 | 現役35・既卒1 | 現役54・既卒5 | 日付の記載なし |
| 町田 町田市 | 国立36(29) 公立23(21) | 19(18) | 16(14) | 7(7) | 60(55) | 27(22) | 29(26) | 64(60) | 39(34) | 日付の記載なし |
| 国分寺 国分寺市 | 114(91) | 40(34) | 10(8) | 22(18) | 113(85) | 43(34) | 64(56) | 79(64) | 114(92) | 4月13日 |
※新宿:国公立は資料の「国公立大学等」の合計/学校の別の資料に、現役の進学者数も載っている
※小山台:国公立は大学校を含む(資料の注記)
※駒場:大学校は国公立の合計に含まない(別の表)/資料のファイル名は「令和7年度」だが、中身は令和8年度入試(2026年春)
※国際:資料には合計と「うち既卒」だけが載っていて、現役の欄は無いため合計だけを表示/国公立は省庁大学校(防衛大学校)を含む/国際バカロレアコースの生徒を含む
※小松川:私立は資料に合計の欄が無いので現役と既卒を分けて表示(既卒の欄が空欄のものは現役だけ)/大学校は国公立の合計に含まない(別の表)
※町田:資料に国公立の合計の欄が無いので、国立と公立を分けて表示/大学校は別の表
※国分寺:大学校は国公立の合計に含まない(別の表)
進学指導推進校(15校)の大学合格者数
| 学校 | 国公立 合計 | 早稲田 | 慶應 | 学習院 | 明治 | 青山学院 | 立教 | 中央 | 法政 | 資料 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 三田 2025年春 港区 | 53(46) | 54(52) | 35(24) | 25(21) | 114(105) | 58(53) | 85(83) | 31(27) | 80(72) | 2025年4月8日現在 |
| 竹早 文京区 | 68(59) | 29(25) | 11(10) | 26(25) | 93(89) | 46(42) | 103(100) | 34(33) | 63(56) | 4月7日 |
| 上野 台東区 | 現役48・既卒4 | 現役16・既卒5 | 現役5 | 現役23 | 現役46・既卒6 | 現役21・既卒1 | 現役42・既卒7 | 現役25・既卒4 | 現役44・既卒5 | 4月1日現在 |
| 墨田川 墨田区 | 現役20 | 4 | 3 | 12 | 14 | 14 | 20 | 13 | 17 | 日付の記載なし |
| 城東 江東区 | 42(40) | 17(16) | 4(3) | 14(14) | 80(74) | 27(27) | 46(41) | 32(26) | 62(58) | 日付の記載なし |
| 豊多摩 杉並区 | 39(36) | 28(22) | 15(13) | 25(21) | 103(91) | 42(37) | 76(65) | 34(22) | 71(62) | 5月13日 |
| 北園 板橋区 | 58(50) | 24(22) | 3(3) | 31(28) | 80(78) | 28(27) | 53(53) | 34(29) | 47(38) | 3月31日 |
| 江北 足立区 | 39(39) | — | — | 8(8) | 8(8) | 3(3) | 4(4) | 4(4) | 13(13) | 3月30日現在 過去5年(私立) 過去5年(国公立) |
| 江戸川 江戸川区 | 現役11・既卒0 | 現役1 | 現役1 | 現役18 | 現役34・既卒1 | 現役10 | 現役48・既卒2 | 現役22 | 現役42 | 4月16日現在 |
| 武蔵野北 武蔵野市 | 72(61) | 現役31・既卒3 | 現役6・既卒2 | 現役15・既卒2 | 現役64 | 現役32・既卒1 | 現役53・既卒2 | 現役32・既卒1 | 現役55・既卒1 | 5月1日 |
| 昭和 昭島市 | 67(60) | 22(22) | 5(4) | 10(10) | 52(47) | 20(18) | 39(38) | 58(56) | 66(62) | 3月31日 |
| 調布北 調布市 | 36(28) | 12(8) | 4(3) | 8(8) | 50(44) | 19(14) | 36(30) | 57(50) | 57(50) | 4月10日現在 |
| 小金井北 小金井市 | 34(34) | 33 | 2 | 8 | 70 | 23 | 37 | 53 | 52 | 日付の記載なし |
| 多摩科学技術 小金井市 | 53 | 3(1) | — | 1(1) | 16(13) | 5(4) | 6(6) | 12(10) | 10(9) | 8月5日現在 |
| 日野台 日野市 | 73(70) | 15(15) | 6(5) | 12(11) | 55(50) | 40(33) | 27(27) | 80(77) | 88(83) | 4月10日現在 |
※三田:2026年春の資料が確認日の時点で学校のサイトに無いため、2025年春の数字/大学校は国公立の合計に含まない(別の表)
※竹早:国公立の表に大学校の行がある
※上野:資料に合計の欄が無いので現役と既卒を分けて表示(既卒の欄が空欄のものは現役だけ)/国公立は大学校を含む
※墨田川:私立は現役と既卒を合わせた数だけ(資料では、うち既卒の数をカッコで示す形)/国公立は現役の数だけが載っている
※城東:国公立は大学校を含む(資料の注記)/国公立の表には海外の大学の行もあり、2026年春は1件が合計に入っている
※豊多摩:国公立は大学校を含む
※北園:国公立は大学校を含まない数(大学校を含めた数は資料では60(52))
※江北:早稲田・慶應は2026年春の欄が空欄(行が無い資料もある)/現役の数は、学校の「過去5年間の合格者数」の資料による
※江戸川:資料に合計の欄が無いので現役と既卒を分けて表示(既卒の欄が空欄のものは現役だけ)
※武蔵野北:私立は資料に合計の欄が無いので現役と既卒を分けて表示/国公立は大学校を含まない(別の表)
※昭和:国公立は大学校を含まない数(大学校を含めた数は資料では71(63))
※調布北:国公立は準大学を含む/資料の表題は「2025年度 合格状況」だが、2026年春の入試の数字
※小金井北:私立は現役と既卒の区別が無い/国公立に大学校を含むかは、資料の中で書き方が食い違う
※多摩科学技術:国公立の合計は現役と既卒の区別が無い(国立40(34)・公立13(12))/大学校は別の表/慶應は資料の欄が空欄
※日野台:国公立は国立の大学校を含む
志望校選びで、この表をどう使うか
- 行きたい大学が決まっている人は、その大学の列を縦に見て、候補の高校を広げる材料にする
- 候補の高校が決まっている人は、学校の資料(表の「資料」のリンク)を開いて、表に載せていない大学や、何年分かの推移も見ておく
- 学校説明会では、現役で何人が進学したか(合格ではなく進学)を聞いてみる。資料に載せている学校もあります
大学の実績と同じくらい大事なのが、その高校に入るための入試です。都立入試の出題の傾向や、過去問の手に入れ方はこちらにまとめています。
→ 【都立高校入試】一般選抜の出題傾向と科目別ピンポイント対策
→ 都立高校入試の過去問(東京都教育委員会の公式の入手先)
基礎の抜けを確かめたい人は、入試によく出る5教科100問の4択アプリ(無料)で、いまの位置を見ておくのも手です。
→ 入試に出る4択100問(無料)
都道府県ごとの入試の難しさを比べたい人は、こちらもどうぞ。
→ 【47都道府県】公立高校入試の難易度ランキング&出題傾向まとめ
この記事の出典と更新履歴
大学合格者数は、各校が公式サイト(東京都立学校のサイト)で公表している資料をもとにしています。表の「資料」の列から、それぞれの原本を開けます。指定校と基準は東京都教育委員会の資料によります。最終確認日:2026年9月28日
毎年春に各校の資料が新しくなるので、2027年春の数字が出たら更新します。
- 2026年9月28日:29校の公式資料と東京都教育委員会の資料を確認(数字はこの日の時点のもの)
- 2026年9月29日:公開
