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九州・沖縄エリア、日本最南端の沖縄県です。沖縄県の公立高校入試のいちばんの特徴は、調査書と学力検査等の成績の「比重」が、学校・学科ごとに一覧で公表されていることです。
比重は5:5、4.5:5.5、4:6の3通りで、県の「比重一覧」に学科ごとに書かれています。「沖縄は5対5」と一括りにされがちですが、同じ高校でも学科によって違います。なお「実技4教科が1.5倍」「165点満点」といった調査書の点数のつけかたは、令和9年度の実施要項には書かれていません。公式の裏づけがないので当サイトでは断定しません。
本番の学力検査は2日に分かれます。1日目が国語・理科・英語、2日目が社会・数学です。1日で終わる県が多いなか、沖縄県は2日間です。
そして、沖縄県の受験生が直面する壁が過去問の手に入れかたです。沖縄県は学力検査問題をホームページに掲載していません。県教育庁の窓口で紙を配布する方式です。
この記事では、令和9年度(2027年2月・3月)入試について、県教育委員会の実施要項と比重一覧で確認できたことだけを書きます。学科ごとに違う比重、特色選抜の割合と特別枠、2日に分かれる日程、そして科目別の出題傾向までまとめました。
📅 この記事は、いま中学3年生の人が受ける「令和9年度(2027年2月・3月)入試」の記事です。
令和9年度の資料で確認ずみ:実施要項、日程、学校・学科ごとの比重と特色選抜の割合まで。この記事は全体が令和9年度の資料にもとづいています
1. 沖縄県は「比重」が学校ごとに公表されています
沖縄県のいちばんの特徴は、調査書と学力検査等の成績の比重が、学校・学科ごとに一覧で公表されていることです。県が「比重一覧」というPDFを出しています。
| 比重(調査書:学力検査等) | 意味 |
|---|---|
| 5:5 | 内申と当日点が同じ重み |
| 4.5:5.5 | 当日点がやや重い |
| 4:6 | 当日点が明確に重い |
「沖縄は5対5」と一括りにされがちですが、実際は学科によって違います。同じ高校でも、学科・コースごとに比重が分かれていることがあります。
志望校の比重が4:6なら、当日点で差をつけにいく作戦が成り立ちます。まず比重一覧で自分の志望学科を探してください。
なお「調査書の満点が何点か」「実技4教科が何倍か」といった点数のつけかたは、令和9年度の実施要項には書かれていません。よく見かける数字がありますが、公式の裏づけが取れないので、当サイトでは断定しません。
📌 特色選抜の割合も学校ごとです
同じ比重一覧に、特色選抜の募集人員の割合と特別枠の有無も載っています。割合は学校・学科によって20%から50%まで幅があります。
特色選抜の割合が大きい学科ほど、一般選抜で残る枠は小さくなります。45%の学科が13、50%の学科が4つあります。志望校の行を必ず自分で確かめてください。
特別枠は「◎あり(Web出願でチェックが必要)」「○あり(チェック不要)」「×なし」の3種類で示されています。チェックが必要な学科でチェックを忘れると、その枠で見てもらえません。
特色選抜の配点や検査の中身は各学校の募集要項で公表されます。令和8年10月末日が県の定めた発表期限です。
2. 令和9年度の日程
| 期日 | 内容 |
|---|---|
| 令和9年2月1日(月)・2月2日(火) | 連携型選抜・特色選抜・一般選抜の出願 |
| 令和9年2月5日(金)・2月8日(月) | 志願変更の申し出 |
| 令和9年2月15日(月)・16日(火) | 志願変更の取り下げ・再出願 |
| 令和9年3月3日(水) | 学力検査 1日目(国語・理科・英語) |
| 令和9年3月4日(木) | 学力検査 2日目(社会・数学) |
| 令和9年3月9日(火) | 追検査 |
| 令和9年3月17日(水) | 合格発表 |
| 令和9年3月18日(木)・19日(金) | 第2次募集の出願 |
学力検査は2日に分かれます。1日目が国語・理科・英語、2日目が社会・数学。1日目が終わった時点で「できなかった」と落ち込むと、2日目の社会・数学を落とします。
過去問を解くときも、この組み合わせと順番でやってみてください。1日目に理科がある県は多くありません。
第2次募集は面接と、一般選抜の学力検査を受けていない人には独自の学力検査が行われます。
過去問と正答は沖縄県が公開していません。他の県が何を公開しているかは 公立高校入試の過去問|都道府県別リンク集 にまとめてあります。
3. 【科目別】沖縄県の学力検査(各50分)の出題傾向
沖縄県の学力検査は1教科50分、配点は各60点です(令和9年度の実施要項。学校・学科・コースの特色に応じて、教科ごとの配点を変えることがあります)。以下は出題の傾向と、記述問題への向き合い方をまとめたものです。
🔤 英語:リスニングと対話文
- 特徴: リスニングテストがあります。長文読解も対話形式が多く、実用的な英語力が問われます。
- 【対策】 リスニングで失点すると、5:5の判定比率では即、致命傷になります。リスニング音声を用いた毎日のトレーニングが不可欠です。
📐 数学:大問1〜2の計算死守と、思考力を問う記述
- 特徴: 大問1〜2の小問集合で確実な得点源を作り、後半は関数や図形の証明、データの活用などが出題されます。
- 【対策】 ケアレスミスをゼロにすること、そして記述式の証明で部分点を1点でも多く拾う粘り強さが求められます。
🧪 理科・🗺 社会:図表の読み取りと「説明記述」の壁
- 特徴: 実験結果のグラフや統計資料、地形図などを読み解き、その理由を文章で説明させる記述問題が頻出です。
- 【対策】 単語の一問一答形式の暗記だけでは通用しません。「なぜこの結果になったのか」を自分の言葉で論理的に説明できるレベルまで教科書を深く理解しておく必要があります。
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4. 過去問がホームページに無い沖縄県で、市販の問題集が要る理由
ここが沖縄県の受験生にとって、最も重要な分かれ道です。
沖縄県教育委員会は、学力検査問題をホームページに掲載していません。県のお知らせによると、学力検査問題は県教育庁県立学校教育課の窓口で配布されます。お一人様1部・無料で、事前予約は不要ですが数に限りがあります。英語のリスニングCDは貸出制です(令和8年度の配布のお知らせ|PDF)。
沖縄まで問題を取りに行けない人、リスニングを何度も聞きたい人にとっては、市販の過去問題集のほうが現実的です。志望校の比重が4:6なら当日点で差をつけられるので、なおさら演習量がものを言います。
そのため、沖縄県の公立高校入試で合格を勝ち取るためには、市販の「過去問題集(東京学参など)」を購入することが、実質的な必須条件となっています。
- リスニング音声が手に入る: 県のCDは貸出制で、借りに行く必要があります。市販本なら手元で何度でも聞けます。
- 記述の自己採点精度が上がる: 市販本には詳しい解説と採点基準が載っているため、自分の答案の「弱点」が明確になります。
- 2日間の組み立てに慣れる: 1日目が国語・理科・英語、2日目が社会・数学。この順番で通しで解く練習は、市販本があるとやりやすくなります。
👉 解説つきで演習したい人は、市販の過去問題集もあります
解いたあと、知識を定着させる
過去問を解くと、落とした原因が「知識」なのか「時間」なのかが見えてきます。知識で落としている場合は、同じ問題集をもう一周するより、一問一答の形で潰すほうが早く終わります。
当サイトでは、公立高校入試の過去問を分析してつくった一問一答&両面暗記カード(PDF)を用意しています。沖縄県版は現在ご用意がないため、全国の頻出問題を横断してまとめた全国版をご覧ください。スマホアプリが付いていて、同じ2,004問をスマホでも解けます。価格は1,480円です。。
・BOOTHでも購入できます
・noteでも販売しています(標準編・初級編)
💡 逆転合格には「個別指導塾」の併用が最短ルート
比重が5:5の学科なら、調査書と当日点が同じ重みです。もし今、調査書に不安があるのなら、残された時間で「当日点を引き上げる」しかありません。比重が4:6の学科を選ぶという考え方もあります。
「苦手な記述問題を克服したい」「リスニングのコツを教えてほしい」という場合は、沖縄県の入試データに精通した「明光義塾」などの個別指導塾を活用するのが、最も確実な合格への近道です。
過去問題集での実戦演習と、プロによる個別指導を組み合わせて、一刻も早く志望校に向けた専用の対策をスタートしましょう!
💡 本記事の作成について(作者&AIの共創) 本記事は、塾講師経験者による専門的視点と、最新の入試データを解析するAI技術を掛け合わせて制作された「共創コンテンツ」です。沖縄県の、学科ごとに公表される「調査書と学力検査等の成績との比重」と、2日に分かれる学力検査の日程を、県の実施要項と比重一覧にもとづいて反映しています。
この記事の出典
この記事の制度・日程・配点は、次の公式資料で確認したものだけを書いています。数値と日程は年度ごとに変わります。受験する年度の資料を必ずご自身でご確認ください。
- 【令和8年度実施】県立高等学校入試関連情報(沖縄県教育委員会)
- 令和9年度沖縄県立高等学校入学者選抜実施要項(全体版)|PDF
- 令和9年度「特色選抜に係る募集人員の特別枠の設置」及び「(一般選抜)調査書と学力検査等の成績の比重」一覧|PDF
最終確認日:2026年9月19日
