【鳥取県公立高校入試】出題傾向と対策|3教科以上の学力検査と全員面接

鳥取県 公立高校入試 出題傾向と対策 学力検査は3教科以上 全員に面接

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中国・四国エリアの中でも、非常にユニークかつシビアな入試システムを持つ鳥取県。 鳥取県の公立高校入試(一般入学者選抜)は、受験生を悩ませる「2つの特殊ルール」が存在します。

1つ目は、内申点(調査書点)の計算ルールです。中1・中2の成績は点数化されず、「中学3年生の成績のみ」が合否に直結します。さらに、実技4教科は2倍換算された上で、「高校ごとに内申点の満点が異なる(130点・195点・260点)」という極めて複雑な仕組みになっています。

2つ目は、入学志願者全員に面接が課されるという点です。学力検査は5教科の中から3教科以上を実施するので、合計点は志望校によって変わります。各教科50点で、3教科なら150点、5教科なら250点です。

そして、鳥取県の受験生が直面する最も過酷な壁が、「鳥取県教育委員会の公式HPには、過去問題やリスニング音声が(充実した形で)一切掲載されていない」という事実です。

この記事では、令和9年度(2027年2月・3月)入試について、県教育委員会の入学者選抜方針で確認できたことだけを書きます。3教科以上という学力検査英語だけ60分8対2から2対8まで開く比率、全員に課される面接、令和9年度の日程、そして市販の過去問題集が必要になる理由までまとめました。

📅 この記事は、いま中学3年生の人が受ける「令和9年度(2027年2月・3月)入試」の記事です。
令和9年度の資料で確認ずみ:入学者選抜方針(配点・比率の範囲つき)、日程、特色入学者選抜の概要まで。この記事は全体が令和9年度の資料にもとづいています

目次

1. 鳥取県の学力検査は「5教科の中から3教科以上」

鳥取県のいちばん変わった点です。選抜方針には、こう書かれています。

a 実施教科 国語、数学、社会、理科及び英語の5教科の中から、3教科以上を実施するものとする。この場合において、入学志願者に受検教科を選択させる方法によることもできる。
(令和9年度鳥取県立高等学校入学者選抜方針)

志望校によって、受ける教科の数が違います。しかも学校によっては受検する教科を志願者が選ぶこともあります。
まず志望校が何教科を課すかを確認してください。3教科の学校を受けるのに5教科を均等に勉強するのは、時間の使いかたとして大きな損です。

項目選抜方針に書かれていること
検査時間国語・数学・社会・理科は各50分間英語は60分間
実施の順番国語 → 数学 → 社会 → 英語 → 理科の順
配点実施教科の配点は各50点
傾斜配点1教科または2教科の得点を1倍を超え2倍以下とする傾斜配点にできる
3・4教科の場合実施しない教科の検査時間に、作文等の他の検査を実施することができる

英語だけ60分です。ほかは50分。10分長いぶん、要求される分量も多いということです。過去問を解くときは、必ず英語だけ60分で計ってください。

2. 学力検査と調査書の比率は「8対2から2対8まで」

学力検査の合計得点と調査書の合計評定との比率は、8対2から2対8までの範囲内とする。

これは全国でもとくに幅の広い決めかたです。当日点を8割で見る学校もあれば、調査書を8割で見る学校もあります。同じ点数でも、志望校によって合否がまるで変わります。志望校の比率を確認しないまま勉強を始めるのは、地図を持たずに歩くようなものです。

調査書の合計評定の出しかたにも、独特のルールがあります。

調査書の合計評定は、第3学年の各教科のうち、学力検査を実施する教科の評定に対し、学力検査を実施しない教科の評定を2倍するものとする。

「学力検査を実施しない教科」が2倍になる、という点に注意してください。実技4教科だけではありません。志望校が3教科しか課さないなら、残りの2教科(5教科のうちの2つ)の評定も2倍になります。「受けない教科だから内申も関係ない」は逆です。

また入学志願者全員に面接が実施されます。学校・学科によっては作文や実技検査も加わります。

📅 令和9年度の日程|特色入学者選抜は定員の50%以内

選抜出願検査合格発表
特色入学者選抜令和9年1月25日(月)・26日(火)令和9年2月2日(火)令和9年2月9日(火)
一般入学者選抜令和9年2月15日(月)〜2月17日(水)令和9年3月4日(木)(3月5日(金)も実施)令和9年3月15日(月)
追検査令和9年3月10日(水)同上
再募集入学者選抜令和9年3月18日(木)・19日(金)令和9年3月25日(木)3月下旬

特色入学者選抜の募集人員は、すべての学科・コースで募集定員の50パーセント以内です。定員の半分がここで決まる可能性があるということです。全員に面接または口頭試問が課され、加えて学力検査・作文/小論文・プレゼンテーション・実技から1つ以上が実施されます。

特色入学者選抜の調査書の合計評定は第3学年の各教科の評定の合計で、1教科または2教科の評定を2倍にできます。志望校がどの教科を2倍にするかは、公表資料で確認してください。

令和9年度は、鳥取東・境などで特色入学者選抜の検査内容が変わります。県が公表する「入学者選抜について(特色入学者選抜概要等)」で確認してください。

3. 【科目別】鳥取県の学力検査(各50点)の出題傾向

鳥取県の学力検査は「各教科50点満点」です。国・数・理・社は50分ですが、英語のみ「60分(聞き取り検査を含む)」で実施されるのも特徴です。

📐 数学:配点の4割を占める「小問集合」の死守

  • 特徴: 大問1・2の小問集合だけで全体の配点の約4割を占めます。後半は関数、そして図形の証明問題(記述式)が出題されます。
  • 【対策】 50点満点中、基礎問題での失点は即、致命傷になります。後半の証明問題は、穴埋めではなくゼロからすべて書かせる形式が出題されることもあるため、わかっている条件だけでも書いて部分点を拾いましょう。

🔤 英語:60分間の長丁場とリスニング

  • 特徴: 英語のみ試験時間が60分用意されており、冒頭にリスニングテスト(聞き取り検査)が実施されます。長文読解のボリュームが多く、条件付きの英作文も出題されます。
  • 【対策】 リスニングでの失点を防ぐことと、長い英文を速く正確に読み解くスピードが必須です。英作文は自分が確実にスペルミスなく書けるシンプルな構文パターンを暗記しておきましょう。

📖 国語:漢字・古典の基礎固めと課題作文

  • 特徴: 現代文、古文、知識問題に加え、最後には自分の意見を指定の条件でまとめる課題作文が出題されます。
  • 【対策】 50分の中で作文まで書き上げる時間配分が鍵です。知識問題は即答できるようにし、作文は過去問を使って10分程度で仕上げる型を身につけてください。

🧪 理科・🗺 社会:図表の読み取りと記述力の勝負

  • 特徴: 実験結果のグラフや、地形図・統計資料などの図表を用いた問題が中心です。「なぜそのような結果になったのか」を文章で説明させる記述問題が必ず出題されます。
  • 【対策】 単語の一問一答形式の暗記だけでは通用しません。「このグラフの変化は〇〇という理由による」と、自分の言葉で論理的に説明できるレベルまで教科書を深く理解しておく必要があります。

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4. 特殊ルールの鳥取県で「市販の過去問題集とプロの力」が必須な理由

ここが鳥取県の受験生にとって、最も重要な分かれ道です。

鳥取県教育委員会の公式ホームページには、過去問題やリスニング音声のデータが一切公開されていません。

「中3の実技が2倍」「高校ごとの倍率」「全員面接」「各50点満点(英語は60分)」という、あまりにも独自のルールが多すぎる鳥取県の入試において、ネット上の不完全な情報だけで受験に挑むのは、目隠しをして戦場に向かうようなものです。

そのため、鳥取県の公立高校入試で合格を勝ち取るためには、市販の「過去問題集(東京学参など)」を購入することが、実質的な必須条件となっています。

  • 「各50点満点」のペース配分を掴める: 100点満点の模試とは違う「1問の重み」と、英語60分の時間感覚を体に叩き込めます。
  • リスニング音声が手に入る: 配点の高い英語のリスニング対策を、本番と全く同じ環境で何度もシミュレーションできます。
  • 面接対策ができる: 過去問題集には、鳥取県特有の全員面接において「過去にどんな質問がされたか」が収録されています。

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解いたあと、知識を定着させる

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💡 複雑な内申対策と全員面接には「個別指導塾」の併用が最強

「自分の志望校の内申点は130点満点なのか?195点満点なのか?」「中3の副教科のテスト勉強はどう進めればいいのか?」 鳥取県の入試は非常に特殊な評価が行われるため、家庭学習だけで完璧に戦略を立てるのは困難です。

「志望校の比率に合わせて数学だけを強化したい」「面接の模擬練習をしてほしい」という場合は、鳥取県の入試データに精通した「明光義塾」などの個別指導塾を活用するのが最も確実な近道です。

過去問題集での実戦演習と、プロによる個別指導を組み合わせて、一刻も早く志望校に向けた専用の対策をスタートしましょう!


💡 本記事の作成について(作者&AIの共創) 本記事は、塾講師経験者による専門的視点と、最新の入試データを解析するAI技術を掛け合わせて制作された「共創コンテンツ」です。鳥取県教育委員会が公表している令和9年度の入学者選抜方針を、直接確認して書いています。

この記事の出典

この記事の制度・日程・配点は、次の公式資料で確認したものだけを書いています。数値と日程は年度ごとに変わります。受験する年度の資料を必ずご自身でご確認ください。

最終確認日:2026年9月10日

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この記事を書いた人

公立進学校から東北大学理学部へ進学。学部卒。
プロ家庭教師、塾講師経験のある40代。
子供は中学生一人。
2026年9月に吉原ビジネスデザイン研究所(YBDL)を開業
2026年10月から「よしわら塾」を開業予定!

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