神奈川県公立高校入試(共通選抜)の過去問・正答表・リスニング音源は、神奈川県が令和6年度から令和8年度までの3年分を公開しています。英語のリスニングは音源(MP3)そのものが公開されているため、本番と同じ音で練習できます。
すべて神奈川県の公式ページへのリンクです。当サイトが問題や音源を配布することはありません。
リンクは2026年9月10日に公式ページで確認しています。
年度別|神奈川県公立高校入試の過去問・正答表(公式)
各年度のページに、本検査と追検査のそれぞれに、全日制(5教科)と定時制(英語・国語・数学の3教科)の問題がまとまっています。5教科ぶんの検査問題・正答表・マークシート解答用紙で、1年あたり50本のPDFがあります。
| 年度 | 実施 | 公式ページ |
|---|---|---|
| 令和8年度 | 2026年2月17日 | 問題・正答表・音源 |
| 令和7年度 | 2025年2月 | 問題・正答表・音源 |
| 令和6年度 | 2024年2月 | 問題・正答表・音源 |
⚠ 公開されているのは3年分だけです。令和5年度以前のページは削除されており、公式では手に入りません(実際にURLを開いて確認しました)。
神奈川県の公式が「他県より多く出している」もの
① リスニング音源(MP3)が公開されています
英語のリスニングは、台本のPDFだけでなく、音源のMP3そのものが公開されています。本番と同じ読み上げ速度で練習できます。
これは全国的には珍しく、たとえば東京都は台本のPDFしかありません。
⚠ 公式ページに次の注意書きがあります。「リスニング音源を複写し他人に配布すると、著作権法に違反することがありますので御注意ください。」
音源を複写して、ほかの人に配らないようにしてください。
② 「追検査」の問題も公開されています
本検査を受けられなかった人のための追検査ですが、問題は本検査と別です。つまり1年あたり2セットの問題が手に入ります。3年分で合計6セットです。本検査を解き終えたら、追検査を初見の問題として使えます。
③ 定時制の問題も、全日制と別に公開されています
全日制と定時制で問題が違います。定時制は全日制よりやさしめなので、基礎の確認に使えます。
公式サイトで「手に入らないもの」は3つあります
- 令和5年度以前の過去問がありません。公開は直近3年分だけです。5年分を解きたい場合、公式だけでは足りません
- 解説がありません。あるのは正答表までです(英語・国語には「採点上の注意」が付きます)
- 特色検査の過去問がありません。公開されているのは解答用紙のイメージ1枚だけです
※この記事はプロモーション広告を含みます。
神奈川県で市販の過去問題集を買う理由は、「年数」と「解説」です。リスニング音声は公式で手に入るので、そこにお金を払う必要はありません。
5年分を通しで解きたい人、記述の採点基準まで知りたい人は、市販の問題集で補ってください。
上の「2027 神奈川県公立高校入試過去問題」(東京学参・2026年6月発売)は、公式で手に入らない年度を、ちょうど埋めてくれます。出版社の商品説明によると、次のとおりです。
- 2021年度〜2026年度の6年分を収録(5教科)。さらに2020年度ぶんがダウンロードで提供されます
- 解説が全問に対応。英語の長文は全訳が載っています
- リスニングの台本と英文の和訳、約10年分の「年度別出題分類表」、ダウンロードできる解答用紙集
公式が公開しているのは、令和6・7・8年度(2024〜2026年度)の3年分だけです。この本は2021年度からを収めているので、公式では取れない2021〜2023年度を、そのまま補えます。公式PDFと合わせれば、7年分をそろえられる計算です。
なお、この本にも英語リスニングの音声が付きますが、これは出版社が独自に再現したものです。本番の音源は神奈川県が無料で公開しているので、音声だけが目的なら買う必要はありません。
また、過去問題集は毎年5〜6月ごろに新しい年度版が出ます。受験する年の版を選んでください。
トップ校を狙うなら、特色検査の対策が別に要ります
令和8年度から、学力向上進学重点校とエントリー校の全18校が、共通問題と共通選択問題による特色検査を実施しています(横浜翠嵐・川和・柏陽・横浜緑ケ丘・多摩・湘南・厚木・小田原、および希望ケ丘・横浜平沼・光陵・横浜国際・横須賀・鎌倉・茅ケ崎北陵・平塚江南・大和・相模原)。
解答用紙はマークシート方式ですが、すべてが記号選択ではなく、記述式との併用です。この特色検査の過去問は、公式では公開されていません。対策するには市販の問題集が必要になります。
下の「神奈川県公立高校特色検査」(東京学参・2026年6月発売)は、公式に無い自己表現検査の問題を集めた1冊です。出版社の商品説明によると、次のとおりです。
- 2020年度〜2026年度の自己表現検査(共通・共通選択)を収録。いまの共通問題の形式に直接つながります
- 横浜国際(国際バカロレアコース)は2019年度から収録
- 横浜翠嵐・柏陽・横浜緑ケ丘・横須賀・湘南・厚木などの学校別の旧問題も、ダウンロードで提供されます
- 解説つき。「基本」「重要」「やや難」の分類マークがあり、どこを取るべきかが分かります
合格者の平均点と設問ごとの正答率(公式)
神奈川県は、学力検査の結果を令和6・7・8年度の3年分、PDFで公開しています。載っているのは受検者全体ではなく合格者の平均点と、設問ごとの正答率です。令和8年度の合格者平均点(追検査を含む)は、英語56.0点・国語64.1点・数学56.7点・理科60.0点・社会62.3点でした。
→ 神奈川県公立高等学校入学者選抜学力検査の結果(神奈川県)
神奈川県入試の仕組みと、出題の傾向
神奈川県は「S1値」「S2値」という独自の計算で合否が決まり、中2からの内申が入ります。この仕組みと、科目ごとの出題傾向はこちらにまとめています。
→ 【神奈川県公立高校入試】出題傾向と最新対策
神奈川県の入試を、過去問でどう準備するか
試験の形
令和9年度の共通検査(学力検査)は令和9年2月16日(火)です。全日制は英語・国語・数学・理科・社会の5教科で、1教科50分・100点満点。英語にはリスニングテストが含まれ、時間割のいちばん最初に置かれています。特色検査を行う学校は、学力検査を3教科まで減らすことができます。特色検査は2月16〜18日のうち学校が指定する日で、5教科を行う学校は16日には行いません。追検査は2月22日(月)です。
- 英語 9:20〜10:10(リスニングを含む)
- 国語 10:30〜11:20
- 数学 11:40〜12:30
- 理科 13:20〜14:10
- 社会 14:30〜15:20
当日点はどれくらい効くか
共通選抜は、募集人員の90%までを「S1=a×f+b×g(特色検査があれば+d×i)」の上位から決めます。aは評定(中2の合計+中3の合計×2)、bは学力検査の合計を、それぞれ100点満点に換算した値です。fとgは足して10になる2以上の整数なので、学力検査の比重は学校によって10のうち2から8まで幅があります。
残りは、学力検査と中3の「主体的に学習に取り組む態度」の評価を使うS2で決まります。学力検査はS1・S2のどちらにも入ります。志望校のgが大きいほど、S1の中で学力検査が占める割合が大きくなります。gの値は県の「選考基準」で学校ごとに確かめられます。
公式の資料から分かること
県は「学力検査の結果」を令和6〜8年度分公表しています。令和8年度の全日制の合格者平均点(追検査を含む)は、英語56.0点、国語64.1点、数学56.7点、理科60.0点、社会62.3点でした。受検者全体ではなく合格者の平均である点に注意してください。
同じ資料に、設問ごとの出題分野・内容と正答率が載っています。たとえば令和8年度の数学は、基本的な計算や三角形の相似の証明の正答率が高く、条件を整理して解く平面図形の問題が低かったとまとめられています。
この県の過去問の進めかた
公式には令和6〜8年度の問題・正答表・マークシート解答用紙があり、英語はリスニング台本に加えて音源(MP3)も公開されています。各年度に本検査と追検査の2セットがあります。県は、音源を複写して他人に配布すると著作権法に違反することがあると注意しています。
- 本番の順(英語→国語→数学→理科→社会)で通し、英語は音源を流して50分で解く
- マークシート解答用紙を印刷して、塗って答える
- 丸つけのあと「学力検査の結果」の設問別正答率と照らし、正答率の高い設問で落としたものから直す
- 本検査3年分を終えたら、追検査3年分を初見の問題として使う
出典:
令和9年度 募集及び選抜実施要領「1 一般募集」p.9〜10(検査の内容・期日・時間割)、p.13(S1・S2の算出)(2026-11-03確認)
令和9年度 選考基準及び特色検査の概要(学校ごとのf・g)(2026-11-03確認)
選考の方法と選考基準の見方(1教科50分・100点満点)(2026-11-03確認)
令和8年度 学力検査の結果 p.3(合格者平均点)・p.6(数学の正答率の概要)(2026-11-03確認)
学力検査の結果(令和6〜8年度の一覧)(2026-11-03確認)
令和8年度 共通選抜 学力検査問題(問題・正答表・解答用紙・リスニング台本と音源・追検査)(2026-11-03確認)
過去問の使い方(3ステップ)
- 時間を計って1年分を通しで解く。英語は必ず音源を再生して、本番と同じ条件で解きます
- 間違えた問題だけをノートに残す。解き直しはここだけで足ります
- 本検査を解き終えたら、同じ年度の追検査を初見の問題として解く。神奈川ならではの使い方です
いつから始めるか、何年分やるかは、こちらで詳しく解説しています。
→ 公立高校入試の過去問はいつから始める?
→ 過去問の復習方法を徹底解説
【無料】まず、いまの実力を4択で確かめる
公立高校入試を分析してつくった一問一答から、5教科100問を4択にしました。スマホのブラウザだけで解けて、最後に点数が出ます。メールアドレスだけで受け取れます。
解いたあと、知識を定着させる
過去問を解くと「解けなかった原因が、知識なのか時間なのか」が見えてきます。知識で落としている場合は、一問一答の形で潰すほうが早く終わります。
当サイトでは、神奈川県入試の過去問を分析してつくった一問一答&両面暗記カード(PDF)を用意しています。赤シート対応のシート版と、持ち歩ける暗記カード版のセットです。
令和9年度(2027年春)入試の日程
| 志願情報の申請 | 2027年1月25日(月)〜29日(金) |
| 志願変更の申請 | 2027年2月4日(木)〜8日(月) |
| 共通検査(学力検査等) | 2027年2月16日(火) |
| 特色検査・面接 | 2027年2月16日(火)・17日(水)・18日(木) |
| 追検査 | 2027年2月22日(月) |
| 合格者の発表 | 2027年2月26日(金) |
定時制(夜間)・通信制の定通分割選抜は、学力検査が2027年3月15日(月)、合格発表が3月19日(金)です。
都道府県から過去問を探す
【過去問】が付いている県は、年度別の公式リンクをまとめたページがあります。それ以外の県は、出題傾向と対策のページへ移動します。過去問ページは順次増やしています。
北海道・東北 北海道【過去問】・青森県【過去問】・岩手県・宮城県【過去問】・秋田県【過去問】・山形県・福島県
関東 茨城県・栃木県・群馬県【過去問】・埼玉県【過去問】・千葉県・東京都【過去問】・神奈川県(このページ)
中部・北陸 新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県【過去問】・岐阜県【過去問】・静岡県【過去問】・愛知県【過去問】
近畿 三重県【過去問】・滋賀県【過去問】・京都府【過去問】・大阪府【過去問】・兵庫県・奈良県【過去問】・和歌山県【過去問】
中国・四国 鳥取県・島根県・岡山県・広島県【過去問】・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県【過去問】
九州・沖縄 福岡県【過去問】・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県【過去問】・沖縄県